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今日、本会議が開かれました。「田中こう」所属の文教生活常任委員会の議案に関しては、福祉金の削減案否決、後期高齢者医療関連議案が可決されました。その他の議案については後日報告します。 「田中こう」本会議での討論(全文) 日本共産党議員団を代表して議案第17号「宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第20号「宝塚市市民福祉金条例の一部を改正する条例の制定について」、及び議案第22号「宝塚市後期高齢者医療に関する条例の制定について」、以上3議案については、反対討論を、請願第16号「宝塚市市民福祉金条例の一部を改正する等の条例に反対する請願」、請願第20号「宝塚市市民福祉金条例の削減、廃止の撤回を求める請願」、以上については、賛成討論を一括して行います。 ![]() 予定で払ったり、仮に支払う税金に対しては、当然、実情に即した減額申請制度があるべきだと考えますが、今回の条例に関しては、高すぎて払えない仮の徴収に対して、支払い猶予等の措置は一切ありません。生活がどうであろうが年金から強制的に天引きされます。年金生活者の生活破壊につながるこのような条例制定には反対です。 議案第22号についてですが、後期高齢者医療制度も特別徴収に関しては、先ほど述べました、国保と同様の問題が生じます。 また、これまで国保で条例減免が適用され、保険税がゼロになっていた人も制度が変わり、最低でも年額1万3177円の保険料が徴収されます。 この2議案はいずれも後期高齢者医療制度に関わるものです。医療費の抑制を目的に、75歳以上という年齢によって受けられる医療内容に差別が持ち込まれ、高齢者に対する医療が大きく後退します。そして、「安定的な財源の確保」を目的として、保険料を2年ごとに確実に引上げ、しかもそのほとんどが年金天引きでいや応なしというものです。さらに低所得者や無年金者であることによって特別徴収とならない方が、保険料を滞納すれば、保険証を取り上げられてしまうなど、きわめて無慈悲な制度です。さらに、制度実施主体が県の広域連合で、高齢者や住民の声を届きにくくさせ、財政的にも独自措置を困難にし、地域の実態に即した柔軟で創造的な対応を難しくさせているという点も重大です。 2月18日に開かれた、兵庫県後期高齢者医療広域連合議会では、4月実施を中止するよう国に求めるなどを要望した陳情書について、一人の議員からも発言がなく、議論もなしにすべて不採択になり、満員の傍聴席からは、「まじめに審議しろ」と抗議の声が飛びました。制度が知られるにつれ「年寄りは死ねというのか」など怒りが広がり、中止・撤回や見直しを求める地方議会の意見書は、530以上の自治体で可決されています。国会では、日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党4党が共同で、制度を廃止する法案を、提出しました。4野党の法案は、後期高齢者医療制度の導入そのものを撤回させる内容で、同じく4月から実施される予定の70歳から74歳の病院窓口負担の2割への引き上げや、今回の議案第17号にもある、65歳から74歳の国保税を年金から天引きする改悪についても、中止するとしています。この制度は、実施そのものを中止し、撤回すべきものであることはあきらかであり、その立場からも議案17号、22号に反対いたします。 続いて議案第20号と請願第16号、請願第20号についてです。 市民福祉金の削減に関しては、17年度に3割削減が行われたときも、反対をしてきました。 当時の生活経済常任委員会では、障害者の生活実態や就労実態について十分に把握できていないことが明らかになり、助役は「福祉面と勤労面の両課が連携して実態調査をすすめるべき」だと、また、福祉推進室長は「障害者の生活実態の調査については、家庭訪問の際に付け加えて実態の把握に努める」と答弁されています。しかし、実際にはこの間、そういった調査は十分に実施されていません。3月6日の常任委員会資料として作られた福祉金受給者所得状況では、9242人の受給者の内、所得100万円以下が7109人、76%、所得200万円以下で見ると約90%です。このような状況もまったく調査されないまま、削減案が出されたことは許せません。この間、課税所得200万円以下の低所得の納税義務者が急増し、全体の50%を超える中で、障害者や母子、父子、遺児の方々の暮らしは、より厳しいものです。 9242人の福祉金支給対象者の皆さんが、ますます深刻な状態に追い込まれる。そのことを当局もよく知ってもらいたい、また、その実態をしっかりとつかんでほしい、そのことを強く要望し、議案第20号に反対、請願第16号、請願第20号には賛成をいたします。 以上、高齢者の医療を守り、障害者、母子、父子、遺児の方々のくらしを応援する、市民の願いに応えられることを求めて、討論を終わります。
by tanakakou
| 2008-03-25 22:28
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