初日の今日は、市長提出議案の提案理由説明が行われ、議案第149号「受益者負担の適正化に係る関係条例の整備に関する条例の制定」については、27本の条例を一括して整備する内容で、本日設置された「受益者負担の適正化に係る審査特別委員会」で審査していくことになりました。
本会議後に開かれた議員総会では、現在検討が進められている事業の整理と、これからの政策を含む行財政改革の進捗について、森臨太郎市長から説明を受けました。
バス・タクシーチケットや身体障害4級への医療費助成の廃止については、市民と市長の対話ひろばでも説明されていますが、いちばん大事なことは、制度の廃止によって生活がいっそう厳しくなる低所得の方や、慢性疾患を抱える方などの声をしっかり受け止めたうえで、どのような対応をとるのかという点だと訴えました。
放課後児童クラブについては、営利企業の参入が検討されています。
説明では、英語やスポーツなど多様なニーズに応えていくとされていますが、子どもたちにとって大切な「育ちの場」であることを踏まえ、サービスを選べる家庭とそうでない家庭とのあいだに新たな格差が生まれないようにすることも、十分に検討する必要があると指摘しました。
障害者（児）医療費助成については、本議会に関連議案が提出されています。慎重に審査を行い、市民のいのちと暮らしを守る立場で採決に臨みます。
議員総会に続いて、本日の本会議で設置された「受益者負担の適正化に係る審査特別委員会」が開かれました。年内は12月3日、17日、24日に開催し、まずは本年9月に改正された宝塚市受益者負担適正化ガイドラインそのものの妥当性についての協議から議論をスタートします。
その後の会派代表者会では、議員によるハラスメント行為防止に関する条例案の内容について協議し、一定の方向性がまとまりました。
ハラスメントの定義については、全会派で合意形成を進め、パワハラ、セクハラ、マタハラを具体的に示したうえで、性的指向・性自認に関するハラスメントやモラルハラスメント、ジェンダーハラスメントについては「その他のハラスメント」として位置づけることで一致しました。もうしばらく慎重な議論を重ね、条例制定をめざします。
12月議会も、受益者負担の見直しや福祉施策など重要なテーマが続きます。議案審査や一般質問に向けて、しっかり準備して臨んでいきます。
今日は、宝塚市日本共産党後援会のみなさんとの懇談会に参加しました。
宝塚市が検討を進めている事業の整理や、これからの政策も含めた行財政改革についてご報告し、高齢者のバス・タクシー運賃助成、障害者（児）医療費助成、市立病院の建て替え、老朽化したインフラ整備など、たくさんのご意見をお聞きしました。
参加者のみなさんからは「厳しい財政状況は理解しているが、森臨太郎市長には、暮らしを応援する市政運営を進めてほしい」という期待の声も多く寄せられました。
いよいよ17日からは12月議会が開会します。いただいた声をしっかり議会で生かしていきます。
今日の議会運営委員会で、12月議会の日程と提出議案を確認しました。会期は12月22日までの36日間です。
市は、行政サービスの受益と負担のバランスを見直すため、手数料・使用料の適正化を進める条例案（議案149号）を提出。関係する27本の条例を一括で改正する内容になっています。
この議案を審査するため、「受益者負担の適正化に係る審査特別委員会」が設置され、日本共産党議員団からは田中こう市議が委員として参加します。
12月議会は、常任委員会での議案審査のあと、10日から一般質問が始まり、19日の最終本会議で採決が行われる予定です。
毎週火・木は仁川サッカークラブの練習
技術の向上も大切ですが、それ以上に大切にしたいのは「ともに学び、ともに成長する」こと。
先日のU17W杯で見られたように、国や言葉の違いをこえて互いをたたえ合う姿勢、そして札幌で続く「平和友好米」に込められた、思いをつなぐ交流——スポーツもまた、人と人を結び、平和を育む力があると感じます。
子どもたちがボールを追う中で、仲間を思いやり、相手を尊重し、フェアプレーの心を育んでいけるよう、これからもともに歩んでいきたいと思います。
