今日は総務常任委員会が開かれました。
議案9件については午前中の審査でいずれも全員一致で可決。
午後からは請願第20号「人権感覚とモラル欠如の議員に対し厳正なる対応を求める請願」について審査を行いました。
請願の趣旨は、祖父が在日韓国人であることを理由に婚約を解消し訴訟になっている佐藤基裕議員に対し、これは明らかに国籍や出自による差別に該当するというものです。
また、女性への愛情を伝えるメールが同じ会派の議員である多田議員や大川議員が作成して送られていたことが佐藤議員自身の口から相手の女性に伝えられていたというものです。
請願項目として、①この事案に対する宝塚市議会の見解を公表してください。②佐藤基裕議員の議員辞職を求めます。③会派ぐるみの悪質な行動に猛省を求めます。・・・以上3項目の採択を求めるものです。
請願の審査にあたって、宝塚市議会委員会条例第17条の規定によって多田議員が除斥の対象となり退席しました。
宝塚市議会会議規則第69条第1項に基づき、佐藤議員に委員会への出席を求め、事実確認について質疑を行ったところ「差別意識ではなく、政治信条」としつつも、祖父が在日韓国人であることを理由に彼女と別れたことが明らかになりました。
今日の委員会では結論が出ず、5日の予備日をつかって審査を続けます。